このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


あかあかと日はつれなくも秋の風

横浜市港北区綱島東に池谷邸がある。


池谷邸の入口に芭蕉の句碑があった。


あかあかと日はつれなくも秋の風

『奥の細道』の旅で金沢から小松へ向かう途中に詠まれた句。

 元禄2年(1689年)7月15日、芭蕉は高岡を出立。 倶梨伽羅峠 を越えて、金沢に入る。

 慶応3年(1867年)、難事業だった鶴見川の改修工事の落成記念として池谷東馬義旺建立。

芭蕉の句の左に桐林斉鳳山の句が刻まれている。

難々の名の月にたよらん夏の宵

鳳山は大総代名主池谷与四郎。

池谷家は旧南綱島村の名主。東馬は与四郎の四男政之丞。

綱島はかつて桃の一大産地であった。

 明治40年(1907年)、池谷道太郎は「日月桃」という新品種を発見。近隣に桃栽培を広めたそうだ。

芭蕉の句碑 に戻る


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください