このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
枯れえたに烏のとまりけり秋の暮
加美町北町に長興寺という寺がある。
町指定史蹟
中新田城
斯波家兼が奥州探題になり大崎と改名して築いた城といわれる。
大崎家の居城として12代続いたが天正16年(1588年)落城した。
長興寺の門前に芭蕉の句碑があった。
芭 蕉 翁
枯れえたに烏のとまりけり秋の暮
出典は
『阿羅野』
(巻之四)。
延宝8年(1680年)、芭蕉37歳の句。
吾長房建立。
吾長房は
吉川五明
の門人。
吾長の句
さかやきの二日に成し初秋や
『波羅都々美』
親のある鳥か冬すむ北の海
『小夜の月』
八幡山長興寺
真言宗
智山派の寺である。
当山は、往古長福寺と称し、中新田城主大崎氏の始祖、奥州管領斯波家兼公以来の祈願寺であったと伝えられる。大崎氏断絶後廃寺となったが、慶長16年(1611)仙台龍宝寺第11世実済法印により中興開山され長興寺と称し現在に至る。
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