このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


草の葉を落るより飛ふ螢かな

喜多方市一本木下に熊野神社がある。


熊野神社


熊野神社に芭蕉の句碑があった。


草の葉を落るより飛ふ螢かな

出典は 『いつを昔』

『蕉翁句集』 では「元禄三午とし」とする。

弘化4年(1847年)9月12日、伊藤朶年建立。

嘉永元年(1848年)、記念句集『螢塚集』(紫英序)が出版された。

草の葉を落つるより飛ぶ螢かな
   翁

窪みの水に匂ふ卯の花
   四雲

濱出しの俵に小揚に荷はせて
   朶年

往來あふく腰の帳面
   里水

朶年は通称伝内。螢光庵。仙台の 巣居 の門人。

嘉永5年(1852年)、『会津俳諧百家集』刊。

明治12年(1879年)、80歳で没。

世のさまを見ねば気安し百合の花

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