このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
「芭蕉句碑」
松植ゑて竹のほしさよ秋の風
板野町川端字医王院に妙薬寺という寺がある。
妙薬寺山門
山門を入ると、右手に「はせを」の句碑があった。
松植ゑて竹のほしさよ秋の風
『芭蕉翁句解参考』
に収録されているが、
「存疑」
句である。
松植て竹のほしさよ秋の風
愚考、あるものに云、松はよはひ久しく千とせも経ぬべく、竹は節文ありて君子のみさほあり。ゆづりはしたも深山にありて、世の霜にもいたまず、云々。かゝる常盤にめで度、松竹なれば秋のさびしさをしのばむとの意也。
妙薬寺本堂
高野山真言宗
の寺である。
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