このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
山路来て何やらゆかしすみれ草
鹿沼市下永野の県道32号栃木粕尾線旧道に大越路峠がある。
平成15年3月、大越路トンネルができて旧道は車輌通行止め。
大越路峠
粟野町名勝
大越路峠(下永野)
その昔この峠道は出流山と日光方面を結ぶ重要なルートで茶屋もあったと伝えられています。昭和38年には県道が開通し、永野地区の交通事情を大きく改善しました。下糟尾大越路から下永野下元まで5.3kmあり、道の両側にある桜が毎年見事な花を咲かせています。
粟 野 町
粟野町観光協会
2006年1月1日、粟野町は鹿沼市に編入。
大越路峠に芭蕉の句碑があった。
山路来て何やらゆかしすみれ草
出典は
『野ざらし紀行』
。
貞享2年(1685年)、京都から大津に至る山路を越えて行く時に詠んだ句とされる。
昭和58年(1983年)2月、建立。
大越路峠の旧道にもうひとつ芭蕉の句碑があった。
梅か香にのつと日の出る山路かな
元禄7年(1694年)春、芭蕉51歳の句。
『炭俵』
冒頭、志太野坡と両吟歌仙の発句。
天保9年(1838年)10月、上永野村の柳枝建立。
芭蕉の句碑
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