このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


道はたの木槿は馬に食はれけり

中村薬師堂 から国道291号で赤谷川を渡る。

赤谷川


利根川を渡り、県道61号沼田水上線に出る。

JR上越線を越えて右折すると、丘の上に下牧の芭蕉句碑があった。


下牧の芭蕉句碑


道はたの木槿は馬に食はれけり



出典は 俳諧一葉集』

貞享元年(1684年)秋、大井川を越えて詠まれた句。

『野ざらし紀行』 に「道のべの木槿は馬にくはれけり」とある。

天保元年(1830年)、建立。書は生方鼎斎。

文政13年12月10日、改元。

『はせをつか』 (楓幻亜編)に収録されている。

 寛政11年(1799年)、生方鼎斎は沼田市屋形原篠尾に生まれる。名は寛、字は猛叔、通称 造酒蔵。

安政3年(1856年)正月、凶刃に斃れる。58歳。

生方鼎斎は高橋不可得、萩原賢和と共に利根の三筆と呼ばれている。

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