このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


卯の花やくらき柳のおよひこし

大和町吉田字一ノ坂に保福寺という寺がある。


山門の手前右手に芭蕉の句碑があった。


卯の花やくらき柳のおよひこし

出典は 『炭俵』

元禄7年(1694年)に詠まれた句。

   卯の花やくらき柳の及ごし

の佳句は、「柳暗花明なり」といへる『碧巖』に似かよひ侍を、「夏の小雨をいそぐ沢蟹」と、卒爾に脇をさへづる折も有つゝ、いつか十日もとまり侍けるにも今かう旅と旅とに袖を離れ、遠岸蒼々たる川のほとりにひとりたてり。

俳諧別座舗』 (子珊編)

大正11年(1922年)、建立。

天祥山保福寺


臨済宗 妙心寺派の寺である。

寛文5年(1665年)、吉岡館主・奥山大学常辰によって開創された。

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