このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
をりをりに伊吹を見てや冬ごもり
羽島市竹鼻町に
正法寺
(HP)という寺がある。
永禄6年(1563年)、建立。
浄土宗
西山派の寺である。
正法寺に観音堂があり、十一面観音が祀られている。
「信心の女人に母乳を豊かにする霊験あり」として「乳乞観世音」と名付けられている。
乳なくはたつねてまゐれ正法寺かならす利益あるそうれしき
観音堂の手前右手、松の木の下に芭蕉の句碑があった。
をりをりに伊吹を見てや冬ごもり
出典は
『笈日記』
。「
千川亭
」と前書きがある。
千川亭は大垣藩士岡田治右ヱ門邸。宮崎荊口の次男。
『後の旅』
には「
伊吹をみては
」とある。
元禄4年(1691年)、芭蕉は京都から江戸に向かう途中で大垣に立ち寄り、千川亭に泊まった。
明治23年(1890年)、建立。
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