このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


先頼む椎の樹もあり夏木立

旭市イの県道71号銚子旭線沿いに八重垣神社がある。


八重垣神社


 須佐之男の歌に「八雲立つ出雲八重垣妻籠みに八重垣作るその八重垣を」がある。

社殿の手前右手に芭蕉の句碑があった。


先頼む椎の樹もあり夏木立

出典は 『猿蓑』 (幻住庵の記)。

 元禄3年(1690年)4月6日から7月23日まで芭蕉は国分山の 幻住庵 に滞在した。47歳の時である。

明治19年(1886年)10月12日、芭蕉の二百回忌に建立。旭斎書。

明治26年(1893年)が芭蕉の二百回忌である。

碑陰に句が刻まれていた。

八雲たつ海上潟や幾時雨
   降昇

世の中や時雨に染も二百年
   旭斎

東旭斎 は下総佐原の人。別号声画庵。

明治30年(1897年)、76歳で没。

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