このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

牧水歌碑
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いすみ市大原に八幡岬がある。


戦国時代、八幡岬に小浜城があった。

 天正18年(1590年)、本多忠勝が大多喜城主になった頃、小浜城は本多氏に攻略されその姿を消した。

八幡岬に八幡神社がある。


八幡神社下の城山青年館前に若山牧水の歌碑があった。


   八幡岬にありて図らず満月を見る

ありがたや今日満つる月と知らざりしこの大き月海にのぼれり

第12歌集『渓谷集』に収録されている歌である。

 大正6年(1917年)11月末、若山牧水は八幡岬にあった旅館帆万千館に泊まり、「上総の海 十一月末、上総国大原海岸に遊ぶ。」として55首を詠んでいる。

 大正8年(1919年)12月下旬にも若山牧水は八幡岬を訪れている。この時の歌は「上総八幡崎」と題して20首が第13歌集『黒土』に収められている。

昭和58年(1983年)11月、大原町建立。

2005年12月5日、大原町は夷隅町、岬町と合併し、いすみ市となった。

城山青年館から海を見下ろす。


八幡岬には佐々木信綱や竹久夢二なども訪れているそうだ。

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