このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
牧水歌碑
金田山昌福寺
坪谷小学校
から国道446号を下ると
金田山
昌福寺という禅(曹洞)宗の寺がある。
若山牧水縁
(ゆか)
りの寺である。
「おもひでの記」には寺の住職であった叔父のことを記し(これは母マキの異母妹の主人昌福寺の金田大畠という人)その叔父の持って来る新聞に載っていた村井弦斎の「朝日桜」を読んだのが生まれて初めての小説だったことを記してあるが、「朝日桜」は日清戦争中の明治二十八年一月二日から「報知新聞」に連載されて居るから、牧水先生十一歳の時だったわけである。
昭和40年9月5日発行『東郷村報』(牧水記念号)
寺の案内表示の裏が歌碑になっている。
けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴しつつあくがれて行く
出典は『海の聲』。
明治40年(1907年)の夏、早稲田大学の学生であった牧水が郷里宮崎県への帰途中国を旅して、
二本松峠
の茶屋「熊谷屋」で詠んだ歌と言われている。
平成12年(2000年)11月、建立。
『若山牧水歌碑インデックス』(榎本尚美、榎本篁子著)によれば、全国で270番目の牧水碑である。
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