このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2013年

常盤橋〜伊能忠敬測量200年記念碑〜

北九州市小倉北区京町に常盤橋がある。


常盤橋の手前に「伊能忠敬測量200年記念碑」があった。


 江戸時代の測量家 伊能忠敬 は、50歳で商家の家業を長男に譲り第二の人生を志し、天文・暦学を学ぶ。寛政12年(1800年)、55歳の時 江戸 より蝦夷地に向け測量の第一歩を踏み出しました。以後17年の長きにわたり日本全国の測量を行い、我国初めての実測による当時世界最高水準の日本地図を完成しました。この間の歩み4千万歩、地球一周分の距離に及ぶ。

 九州には、忠敬64歳の時から高齢にも拘らず前後2回に及ぶ困難な測量作業を行った。

 この小倉城下・常盤橋は、九州伊能測量の始発点であり、小倉の五街道(長崎街道・唐津街道・中津街道・秋月街道・門司往還)の起点として意義深い地点である。

 ここに、伊能測量開始200年を記念しその偉大な業績を讃え、顕彰碑を建立する。

平成13年(2001年)、9月、建立。

 文化6年(1809年)12月27日、伊能忠敬は第7次測量で 赤間関 から小倉城下に着いた。

文化六年十二月廿七日 未明小雪、それより曇天、六ツ後長府馳走船に乗り、六ツ半頃赤間関出立、四ツ後豊前国企救郡小倉城下へ着、止宿宮崎良助、着後度たび雪また霰、これより逗留。

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