このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2010年
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愛宕神社
〜芭蕉の句碑〜
千代田町上五箇に愛宕神社がある。
愛宕神社
石の鳥居を潜ると、左手に芭蕉の句碑があった。
凉しさやほの三日月の羽黒山
加多羅礼努湯登廼仁奴良須當毛東迦那
(語られぬ湯殿にぬらす袂かな)
雲の峯いくつ具津礼て月の山
上五箇には、かつて俳諧をたしなむ人が多く、また出羽三山の信仰は「五箇の山伏」といわれる程あつかったという。
この碑は、明治33年(1900年)三山登山記念として建立されたものである。
昔は
三山順礼
土産に「權中納言藤原豊季書」といわれる石刷芭蕉句を買ってきたものだそうだ。
愛宕神社拝殿
神社向拝の「愛宕祠」
龜田鵬齋
の筆
三橋神社
に「亀田鵬斉翁誕生之地碑」がある。
拝殿内正面の「伊勢太々御神楽」の額
鵬齋の子綾瀬の筆
拝殿の右手にも芭蕉の句碑があった。
子規ま年久か麥のむら尾花
出典は『
俳諧
おくれ双六』(
清風
編)。
延宝9年(1681年)、芭蕉38歳の句。
慶応2年(1866年)、上五箇の人金子徳齋の門人が建立。
大白堂孤月
筆。
碑の裏に紫庵夫雪金子徳齋を顕彰し、篆額を寺門靜軒、撰文は亀田鴬谷。
亀田鴬谷は綾瀬の養子。
「龜田三先生の筆跡」と呼ばれているそうだ。
芭蕉句碑の傍らに副碑がある。
建碑の趣旨が書かれているそうだ。
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