このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の旅日記
湖畔の宿記念公園
〜竹久夢二のアトリエ〜
東北自動車道渋川伊香保ICから国道17号を経由して県道33号渋川松井田線で伊香保温泉に向かう。
温泉街を抜けて榛名湖へ。
途中に
高根展望台
があったが、車がいっぱいで停められなかった。
湖畔の宿記念公園に車を停める。
「湖畔の宿」(
佐藤惣之助
作詞:服部良一作曲:高峰三枝子歌)は、昭和初期に一世を風靡したヒット曲。
湖畔の宿記念公園に竹久夢二のアトリエがある。竹久夢二が昭和5年に建てたアトリエを復元したものだそうだ。
アトリエの庭の紅葉。
竹久夢二と言えば、『宵待草』。
待てどくらせど 来ぬ人を
宵待草の やるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな
歌にするにあたって、
西条八十
が付け加えたもの。
暮れて河原に 星一つ
宵待草の 花の露
更けては風も 泣くそうな
大正元年(1922年)6月、雑誌『少女』に、さみせんぐさの筆名で『宵待草』を発表。全8行の詩形であった。翌大正2年11月発行の『どんたく』に『宵待草』の現在の三行詩を発表。
「さみせんぐさ」は三味線草、ペンペン草のこと。
竹久夢二
は大正8年6月末から7月初めにかけて伊香保温泉に泊まる。昭和3年に伊香保温泉を訪れ、榛名湖畔にアトリエをつくりたいという希望をもらす。
県道28号高崎榛名吾妻線で
四万温泉
へ。
県道28号高崎榛名吾妻線は道が良くて、車は少ない。
途中で落葉松の黄葉の写真を撮る。
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