このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2008年
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茂林寺
〜ぶんぶく茶釜〜
東武伊勢崎線茂林寺前駅下車、茂林寺へ。
茂林寺山門
青竜山茂林寺
応永33年(1426年)、大林正通禅師開山。
曹洞宗
の寺である。
寄贈 東武鉄道株式会社
茂林寺は童話「分福茶釜」の寺として知られている。
「巌谷小波の童話碑」があった。
ぶんぶく茶釜
巌谷小波
作
ブンブクブンブク音がする
夜なかに何だか音がする
屑やもむくむく起きだして
のぞいて見たらおどろいた
見れば狸にちがいない
さては化けたなこいつめと
うとうとしたらこれ待った
わたしやわるさはいたしません
かわりにいろんな芸をして
お目にかけますこの通り
たたく尾太鼓腹つづみ
屑やもかんしんするばかり
今もなだかい茂林寺の
文福茶釜のおはなしは
だれも知らないものはない
だれも知らないものはない
童話の一章より
小林一茶
の句碑があった。
蝶々の婦ハリととん多茶釜哉
文政2年(1819年)の句。
『おらが春』
に収録されている。
古木に埋もれるように本堂がある。
「分福茶釜」は今でも保存されている。
茂林寺の墓地にアメリカ政府より贈られた戦車があったが、今はない。
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