このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2007年
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金精道路
〜菅沼〜
中禅寺湖
から国道120号で金精道路に入る。
金精道路から見る男体山(標高2,484m)
金精山(標高2,241m)
金精トンネルを抜けると、群馬県。
菅沼キャンプ村(標高1、731m)で入村料60円を払い、菅沼
(すげぬま)
へ。
菅沼
(すげぬま)
標高1,731m。日光白根山の噴火によるせきとめ湖で、300m下の丸沼、大尻沼と共に連珠湖を形成しています。湖は細長く、3つにくびれ、日光側よりそれぞれ清水沼、弁天沼、菅沼の名称がありますが、総称して菅沼と呼んでいます。
最大深度67m、総面積85ha、湖岸線14km、透明度15m、ヒメマスとニジマスが棲息しています。この辺一帯は冬になると積雪が2mを越え、この湖も12月上旬〜5月上旬まで結氷します。
色づき始めていた。
大正11年(1922年)10月27日、
若山牧水
は丸沼の番小屋に一晩泊めて貰い、翌28日菅沼にやってきた。
長い坂を登りはてるとまた一つの大きな蒼い沼があつた。菅沼と云つた。それを過ぎてやゝ平らかな林の中を通つてゐると、端なく私は路ばたに茂る何やらの青い草むらを噴きあげてむくむくと噴き出てゐる水を見た。案内人に訊ねると、これが菅沼、丸沼、大尻沼の源となる水だといふ。それを聞く私は思はず躍り上つた。それらの沼の水源と云へば、とりも直さず片品川、大利根川の一つの水源でもあらねばならぬのだ。
『みなかみ紀行』
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