このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新年の旅日記

米町本通〜啄木碑巡り〜
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米町公園から米町本通を歩く。

この辺りには 石川啄木 の歌碑が5つある。



春の雨夜の窓ぬらし
そぼふれば
君が来るらむ
鳥屋(とや)に鳩なく

明治41年3月『釧路新聞』の「釧路詞壇」に掲載。

歌集未収録の歌である。

平成3年(1991年)12月、建立。角田麗石書。



顔とこゑ
それのみ昔に変らざる
友にも会ひき
国の果にて

『一握の砂』 収録の歌。

平成4年(1992年)秋彼岸、建立。大道晃仙書。



さらさらと氷の屑が
波に鳴る
磯の月夜のゆきかへりかな

『一握の砂』 収録の歌。

平成2年(1990年)12月、建立。石原清雅書。

弁天ケ浜は霧だった。


米町弥生中通を戻る。



花の下
たもとほる子は行きずりの
袖の香りに物言はせけり

明治41年3月『釧路新聞』の「釧路詞壇」に掲載。

歌集未収録の歌である。

平成3年(1991年)1月、建立。武石九重書。



酒のめば
悲しみ一時(いちじ)に湧き来るを
寝て夢みぬを
うれしとはせし

『一握の砂』 収録の歌。



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