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今年の旅日記
神居古譚〜九条武子の歌碑〜
| 神居古潭幻想賦 | |
| サマイクルに首級うたれし鬼神の身は立ちながら厳になりつ | |
| 刎ねられし鬼神の首と恐れ言ふ向岸の岩もすでに苔むす | |
| ニチネカムイの足跡ふかき凹穴かたたざまにして昏きをのぞく | |
| 蝶鮫の不意にもよぎるまぼろしを消しがたくゐて鶺鴒あそぶ | |
| 蛇も蜥蜴もここに棲みつぎて王城の址の夏草あをし | |
| チャシ跡の昼しづかなる木の下に瞑れば聴こゆ矢叫びのこゑ | |
| コロポックルの裔ほろびたるかなしみか叢低く風はそよげり |
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