このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2013年

住吉神社〜芭蕉の句碑〜
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小樽市住ノ江の国道5号沿いに 住吉神社 (HP)がある。


住吉神社社務所


昭和9年(1934年)、建築。

小樽市指定歴史的建造物(第61号)である。

芭蕉の句碑があった。


梅か香にのつと日の出る山路かな

元禄7年(1694年)春、芭蕉51歳の句。

『炭俵』 冒頭、 志太野坡 と両吟歌仙の発句である。

明治22年(1889年)、梅香社建立。

余市町の出雲神社に次いで2番目に北にある芭蕉句碑である。

田中五呂八の川柳句碑があった。


人間を掴めば風が手にのこり

平成5年(1993年)、建立。

住吉神社社殿


明治14年(1881年)、現在地に社殿を造営。

昭和46年(1971年)、鎮座百年を記念して社殿を改築。

小樽総鎮守である。

 明治40年(1907年)4月24日、河東碧梧桐は札幌から小樽を訪れ、市中を散歩する。

 小樽の市中を散歩して見ると、平坦真直な道が殆ど無い。次第下りに下るかと思うと、すぐ次第上りに上がる。住吉神社の前通りを、 水天宮山 に行こうとする四五町の間に、四五の坂を越す。右を見ても、左を見てもうねうねした丘に沿うて家並が作られておる。天狗山という雪の真白に残った、丸く大きく聳えた山が額の上に立つ。


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