このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

『奥の細道』   〜北陸〜


〜小坂神社〜

金沢市山の上町に小坂神社がある。


養老元年(720年)、創立。

延喜式内 加賀十三座の中の一社「神田神社」という。

小坂神社の石段


石段の半ば右手に「芭蕉翁巡錫地」の碑があった。


昭和24年(1949年)10月30日、蟻塔会建立。

側面に 立花北枝 の句「此の山の神にしあれは鹿に花」が刻まれている。

『北枝發句集』 に「此神の山なればこそ花に鹿」とある。

芭蕉は小坂神社に参拝し、句会を開いたといわれているそうだ。

石段を登り詰めると、左手に塩田紅果の句碑があった。


志良梅の一ひらにある陽のめぐみ

昭和29年(1954年)9月26日、建立。

塩田紅果は本名親雄。三重県生まれ、金沢蟻塔会主宰。

小坂神社社殿


寛永13年(1636年)の建立といわれている。

御祭神は天兒屋根命・武甕槌神・比咩大神・經津主神。

 この地方一帯が奈良の春日社の社領であり、春日神を祀っている。昔から「春日さん」として親しまれているそうだ。。

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