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私の旅日記
千代女の里俳句館〜加賀千代尼像〜
| 福わらや塵さへけさのうつくしき | |||||||
| よき事の眼にもあまるや花の春 | |||||||
| 鶴のあそび雲井にかなふ初日哉 | |||||||
| 梅か香や鳥は寝させて夜もすがら | |||||||
| 鶯やこゑからすとも富士の雪 | |||||||
| 手折らるゝ花から見ては柳哉 | |||||||
| 吹け吹けと花によくなし鳳巾 | |||||||
| 見てもとる人には逢す初桜 | |||||||
| 女子とし押てのほるや山さくら | |||||||
| 竹の子やその日のうちに独たち | |||||||
| 姫ゆりや明るい事をあちらむき | |||||||
| 夕かほやものゝ隠れてうつくしき | |||||||
| 唐崎の昼は涼しき零哉 | |||||||
| 稲妻のすそをぬらすや水の上 | |||||||
| 朝かほや起こしたものは花も見ず | |||||||
| 名月や眼に置ながら遠ありき | |||||||
| 月見にも陰ほしがるや女子たち | |||||||
| 初雁や山へくれば野にたらす | |||||||
| 百生やつるひと筋の心より | |||||||
| 朝ゝの露にもはげす菊の花 | |||||||
| 降さしてまた幾所か初しくれ | |||||||
| 朝鮮人来朝御用上ル | |||||||
| 唐紙御懸物六幅 | |||||||
| あふぎ十五本 | |||||||
| 宝暦十三末の八月書 | |||||||
| 千代尼素園 |
| 高麗舟のよらで過ぎゆく霞かな | 蕪村 |
| 前田にて | ||
| 仰向いて梅をながめる蛙かな | 千代尼 |
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