このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新年の旅日記

白米千枚田〜「安部昭恵さんの田んぼ」〜
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 昭和31年(1956年)10月25日、 水原秋桜子 は千枚田を通り過ぎる。

   南時国へ向ふ。一行七名なり。
   千枚田 といふをすぎて

千枚田刈るや稲架打つ荒磯波

濤音に耳しひ立てる案山子共

『玄魚』

 昭和36年(1961年)8月、 山口誓子 は白米の千枚田を訪れた。

   白米の千枚田 千枚の稲田陥ちゆく裾亂し
『青銅』

 輪島から国道269号で狼煙に向かうと、途中に白米(しろよね)千枚田があった。

世界農業遺産・日本農業の聖地

白米千枚田


 日本海に面し自然の形状を活かし、大小さまざまな田が1,004枚連なり、古くから「田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下」と唄われています。

 昔ながらの人の手による米づくりを続けている白米千枚田は「日本農業の原風景」であり、「日本農業の聖地」です。

 かつて日本の山間地に多く点在していた棚田は、効率性・採算性を上げることが難しいため、基盤整備または耕作放棄と減少している現代にあって、白米千枚田は地元農家と多くのボランティア、そして棚田オーナー制度によって耕作が続けられ美しい景観が守られています。

 ここに携わる人々の想いが込められたお米からは、たとえ一粒でも「MOTTAINAI」を実感させてくれます。

白米千枚田景勝保存協議会

 「小泉純一郎さんの田んぼ」「小泉進次郎さんの田んぼ」さらに「安部昭恵さんの田んぼ」があった。

 平成25年(2013年)4月11日、小泉純一郎氏と小泉進次郎氏が特別名誉会員に就任。

 同年10月18日、現内閣総理大臣夫人安倍昭恵氏が特別名誉会員に就任。



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