このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
牧水像
松原公園
土肥温泉に松原公園がある。
若山牧水
の歌碑があった。
ひそまりてひさしく見ればとほ山のひなたの冬木かぜさわぐらし
大正7年(1918年)2月に詠まれた歌。
第12歌集『渓谷集』に収録、「二月七日今度はわれ一人にて土肥へ赴き月末まで滞在す、その時の歌のうちより。」とある連作の中の一首。
昭和45年(1960年)8月、建立。
大悟法利雄『牧水歌碑めぐり』によれば、58番目の牧水歌碑である。
松原大橋に牧水の胸像があった。
奥村良弘製作。
昭和11年(1936年)、奥村良弘は宮崎県都城市に生まれ、多摩美術大学卒、菊池一雄に師事。代表作は宮崎県
東郷町
に建立された牧水像。
牧水像の下にも牧水の歌碑があった。
花のころに来馴れてよしと思へりし土肥に来て見つその梅の実を
大正14年(1925年)5月、初めて初夏に土肥を訪れ、家族と
「
牧水荘
土肥館」
に宿泊して詠まれた歌のようだ。
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