このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

街 道


北国街道新井宿

JR信越本線新井駅下車。




妙高市中町の中町バス停に「新井宿のご案内」があった。


北国街道 新井宿

 新井は頸城平野から信濃へ抜けていく交通の要所で、物資の集散地として早くから開かれていました。上杉謙信も天正3年(1575年)に通行した記述が残っています。新井宿は飯山街道の起点で、信州・江戸への荷物の運搬の拠点として栄え、佐渡の金の輸送は高田まで取りに行き、関山宿まで運びました。町並みは上・中・下の3町からなり、中心となる中町には本陣(大名・幕府役人などの休泊施設)・町名主宅(村の代表者宅)・高札場(法令を知らせる立て札所)・問屋(宿役人馬の責任者宅)などが軒を列ねていました。元禄14年(1701年)から文化6年(1809年)の間、幕府代官所の陣屋(代官の出張所)が置かれ、大崎郷・上板倉郷・下板倉郷の計97カ村総高5万石余を支配していました。また近郷の在郷町として毎月6日・10日・16日・20日・26日・晦日に市が立ち、現在も続いています。

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