このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
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2010年
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稲毛神社
〜碑巡り〜
川崎市川崎区宮本町に
稲毛神社
(HP)がある。
稲毛神社の鳥居
鳥居の手前左手に
芭蕉の句碑
があった。
秋十とせ却つて江戸をさす古郷
出典は
『野ざらし紀行』
。
貞享元年(1684年)秋、江戸を発ち伊賀に帰郷する時に詠まれた句。
平成6年(1994年)12月23日、芭蕉没後三百年に建立。
稲毛神社の境内に
正岡子規の句碑
があった。
六郷の橋まで来たり春の風
出典は『寒山落木』(巻三)。明治27年の句である。
子規の句碑の隣に
佐藤惣之助の詩碑
があった。
祭の日は佳き哉
つねに恋しき幼き人の
あえかに粧ひて
茜する都の方より
来る時なり・・・
「祭の日」抄
平成2年(2000年)12月3日、惣之助夫妻の生誕百年に川崎今昔会建立。
佐藤惣之助は旧川崎宿の本陣佐藤家に生まれた。
稲毛神社社殿
祭神は武甕槌神
(たけみかつちのかみ)
。
武甕槌神は、国譲りのため高天原より地上に降りられた武勇の神。その折、随行されたのが経津主神
(ふつぬしのかみ)
。
初め「武甕槌宮」、後「河崎山王社」とも呼ばれていたが、慶応4年(1867年)、有栖川宮熾仁親王殿下の御言葉「御社名、新政府の神仏分離の方針に相応しからず」というにより「稲毛神社」になったという。
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