このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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万葉の歌碑
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古河駅西口

JR宇都宮線古河駅西口に万葉の歌があった。


万葉の歌碑


まくらがの許我の渡りのからかじの
     音高しもな寝なへ児ゆえに

(まくらがの古河の渡りのからかじの音が高いように
     高い噂がたったなあ。あの子と共寝をしたわけはないのに)

逢はずして行かば惜しけむまくらがの
     許我こぐ船に君も逢はぬかも

(あなたと逢わずに行ってしまったら心残りだろう。まくらがの
     古河を漕ぐ渡し船であなたにお会いできないものかなあ)

※まくらが=『許我』にかかる枕詞。

『万葉集』(第14巻)の相聞歌である。

昭和60年(1985年)4月、建立。

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