このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
新年の旅日記
住吉公園
〜碑巡り〜
JR仙石線陸前赤井駅から石巻へ。
石巻市住吉に住吉公園がある。
六花庵官鼠の句碑があった。
相模女の和歌をよみて懐古郷
涼しさも心の柚のわたり哉
雪の峯富士に似る日そ夏寒き
「相模女」の和歌
陸奥の袖の渡りの涙川心のうちに流れてぞ住む
『新後拾遺和歌集』
松本二晶の句碑
樹に露のありて尾上のしらみけれ
松本二晶は本名松元玄説。石巻住吉の医者。遠藤日人の弟子で、曰人の「竹林の八歌仙」と数えられた。
文政10年(1827年)、『猿の腰掛』(二晶・舎来)上梓。
保原花好の句碑
水音に残る寒さや初櫻
保原花好は福島県保原出身の俳人。
明治36年(1903年)、73歳で没。
「雄島」にも保原花好の句碑があった。
江の明り残さで暮るるもみじかな
句碑の裏である。
句碑の表には「
名月やそよりともせぬ水の上
」と刻まれているそうだ。
現在、「雄島」に渡ることはできない。
JR石巻線で
前谷地
へ。
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