このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
新年の旅日記
天麟院
〜西行法師〜
松島町松島字町内に天麟院という寺がある。
瑞雲峰天麟院
臨済宗妙心寺派
の寺である。
当山は、政宗公の長女、五郎八
(いろは)
姫の菩薩寺で、姫は、徳川家康の六男、高田藩75万石の太守、松平忠輝公の正室でした。
山内には子育水子地蔵尊、延命地蔵尊、六地蔵尊が安置されてあります。五郎八姫が65歳より3年の間、禅生活をなされ、茶の湯をたしなまれ、井戸、池苑、築山があり、かっては百木百草といわれ、そのおもかげが、偲ばれるのです。特に「どうだん」は200年以上も経た「名木」です。
木庵子の句碑
西行の露坐像照らす春の月
木庵子は天麒第十四世秀岳泰應の俳号。
平成元年(1989年)2月、建立。
西行法師の石像
西行法師
今より約799年前の歌人として有名である。出家して西行といい、法号を円位と称した。建久元年庚戌(1190年)2月16日、73歳で入寂した。
河内(大阪)弘川寺の草庵にて、西行が陸奥「松島」を69歳で雲水姿で訪れたのは、文治2年(1186年)とされている。
この石像は、松島の長老坂の中腹の松の下にあったが、大正のはじめ、この寺に移されたもので、約200年以上の作と推定されている。
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