このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記

日向岬〜馬ヶ背〜
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日向市細島の日向岬に馬ヶ背がある。

日本一の柱状岩「馬ヶ背」

 日豊海岸国定公園の美しいリアス式の海岸の代表格『日向岬 馬ヶ背』。

 馬ヶ背茶屋から、遊歩道を約400m「柱状節理の断崖絶壁」では、太平洋の荒波によって造り出された海面高約70m、奥行き約200mにもおよぶ切り立った断崖絶壁を間近に見ることができます。紺碧の海原にそそり立つその姿はまさに圧巻です。

 遊歩道の先端、「日向岬展望台」からは、水平線が丸い弧を描く太平洋の大パノラマを見ることができます。地球が丸いことを改めて感じることができる絶景のポイントです。

馬ヶ背観光案内所の右手に若山牧水の歌碑があった。


樹は妙に草うるはしき青の國日向は夏の香にかをるかな

明治39年(1906年)、『新聲』(9月1日號)の歌。歌集未収録。

 平成22年(2014年)4月3日、若山牧水生誕125年に日向ロータリークラブ創立50周年記念事業として建立。

全国で300基目の牧水碑である。

細島灯台


 灯台のある細島は、日向市東部にある陸繋島で天然の良港を形成しており、古くは宋・明との貿易の寄港地として栄えた。

 徳川時代、日向諸大名の参勤交代は細島・大阪間を御座船で渡航したといわれ、当時既に「常夜灯」が設置されていたと伝えられている。

 明治末、海運の発展に伴い細島港の整備が進んだので、宮崎県が灯台を建設、明治43年5月10日に点灯した。その後火災に遭い焼失したので同年12月、六角形煉瓦造に改築された。昭和15年12月、国に移管され、昭和16年にコンクリート造りに改築された。戦時下で予算僅少のため、灯台建設には地元青年団が参加、勤労奉仕をしたといわれる。平成3年の改良工事で現在の姿になった。

馬ヶ背展望所


日本一の柱状岩「馬ヶ背」

「日豊海岸国定公園」の南端に位置する日向市の海岸は、白砂青松の砂浜と柱状節理(柱状岩)海岸とから成っています。

 特に柱状岩は、「日向岬」には「大御神社」の斜柱、「千畳敷」の金屏風・銀屏風、「小松崎」の孤立石柱、「塩屋崎」の板状岩など数多くの岩種が見られます。中でも圧巻は、細島灯台、東側に位置するここ「馬ヶ背」の断崖絶壁です。奥行き200m幅10m海水路の両岸に高さ70mの垂直にそそり立つ様をとくとご覧下さい。日向灘の荒波と谷底から吹き荒れる風に足がすくむほどです。

 柱状岩は、一説によると今から1500万年前、火山の噴火物や地下のマグマが火道や割れ目に貫入して、冷え固まる時に出来たといわれています。また「馬ヶ背」の名称はこの遊歩道先端一帯の陸地から盛り上がった岩肌が馬の背中に似ていることからこう呼ばれています。

日向市・日向市観光協会

細島灯台を見上げる。


「日向岬展望台」


あいにくの曇り空である。

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