このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2009年

健御名方富命彦神別神社〜碑巡り〜
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 長野市箱清水に健御名方富命彦神別(たけみなかたとみのみことひこわけ)神社がある。


境内に芭蕉の句碑があった。


月かけや四門四州も唯一ツ

出典は 『芭蕉翁句解参考』 (月院社何丸)。

「一本に『月影や四門四宗も唯ひとつ』と出すは非なるべし。」とある。

貞亨5年(1688年)8月16日、善光寺で読まれた句。

天保3年(1832年)、芭蕉百四十回忌に何丸父子建立。

碑陰に「二条殿御代官月院社男 沢木堂大宗匠建焉」とある。

二条殿御代官月院社は 何丸 。沢木堂大宗匠は何丸の子公石。

小蓑庵碓嶺碑があった。


數の灯夜はみほとけの五月晴

碓嶺 は上州坂本の人。 常世田長翠 の門人。小蓑庵二世。

墨芳の句碑もあった。


あさかほもへちまもおなしかきねかな

墨芳は 武曰 の弟子。本名、羽田安兵衛。

安政5年(1858年)、没。

石段の上に社殿がある。


健御名方富命彦神別神社社殿


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