このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

昔の温泉

丸沼温泉「丸沼温泉・環湖荘」

湯の湖 から国道120号で金精峠トンネルを抜ける。


トンネルを抜けると、群馬県。

国道120号を下り、丸沼へ。

丸沼


大尻沼、丸沼、菅沼と3つ続いた火山湖の1つである。

 大正11年(1922年)10月27日、 若山牧水『みなかみ紀行』 の旅で丸沼の番小屋に一晩泊めて貰った。

 沢を行き尽くすと其処に端然として澄み湛えた一つの沼があった。岸から直ちに底知れぬ蒼みを宿して、屈折深い山から山の根を浸して居る。三つ続いた火山湖のうちの大尻沼がそれであった。

登り来しこの山あひに沼ありて美しきかも鴨の鳥浮けり

 そして三四十間その瀬について行くとまた一つの沼を見た。大尻沼より大きい、丸沼であった。

当時、丸沼では鱒の養殖をやっていた。

今日は丸沼温泉 丸沼温泉・環湖荘」 (HP)のお風呂に入ることにする。

丸沼温泉「丸沼温泉・環湖荘」


 昭和8年(1933年)、丸沼温泉「丸沼温泉・環湖荘」は丸沼湖畔の一軒宿として創業。

 当時は「丸沼温泉・丸沼温泉ホテル」の名称だったが、いつの間にか単に「丸沼温泉ホテル」と呼ばれるようになったそうだ。

平成13年(2001年)のリニューアルを機に「丸沼温泉・環湖荘」に改称。

大浴場「ニジマス風呂」


泉質は単純温泉。泉温は47.8℃。

天然温泉掛け流しのはずだが、お湯が流れていなかった。

丸沼温泉の千明別荘前に 芭蕉の句碑 があっる。

山中や菊は手折らぬ温泉の匂ひ

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