このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
昔の温泉
みくりが池温泉「みくりが池温泉」
黒部アルペンルート
で室堂へ。
室堂のみくりが池に日本の秘湯を守る会会員の宿
「みくりが池温泉(HP)」
がある。
みくりが池温泉
標高2,400m、日本で一番高所にある温泉だ。みくりが池温泉と言うが、お湯は地獄谷温泉から引いているそうだ。また来られるかどうか分からないので、入ってみる。入浴料600円。
泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)。旧泉質名で、単純硫化水素泉。
白濁したお湯だ。のんびり入っている時間はない。
明治42年(1909年)7月30日、
河東碧梧桐
は地獄谷を見に行った。
日の暮れきらぬ中、神主の案内で地獄谷を見に出た。処々に湧く温泉の勢いと黄色に結晶した硫黄の地盤は見て巡る中にも一爆発せぬであろうかと疑わしめた。足の裏がこそばゆい思いをしながら、あらずもがなの名をつけておる噴湯口を見巡った。こえが謡曲善知鳥にある「立山禅定」の地だ。
『続三千里』
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