このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2015年

長松寺〜清水塚〜
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別府市朝見に長松寺という寺がある。


長松寺山門


萬年山長松寺

曹洞宗  ご本尊 釋迦牟尼仏

 『速見郡村誌』に

   往時、田島山朱雀院と号す。

此寺既に廃絶して幾星霜を経るを知らず、ただ茅堂のみありて無量寿仏の古像一躯を安置するとある。元和2年(1616年)興禅院徒、秦博和尚が朝見住人神平太夫外世話人と図り再興に取り掛かり寛永3年(1626年)法堂の整備に着手し、翌年上棟して寺号を萬年山長松寺と改め国東の泉福寺十三代玉田妙高禅師を招いて開山の祖とした。朱雀院当時の古仏無量寿寺仏は阿弥陀堂に安置され、「身代わり阿弥陀」と呼ばれている。尚境内には太古の遺物と考えられるドルメンと人面石が残されている。

山門を入ると右手の池に「清水塚」があった。


むすふよりはや歯にひゝく清水かな

出典は 俳諧一葉集』

『新撰都曲(みやこぶり)』(言水編)。には「泉かな」とある。

『風羅袖日記』 は「元禄二巳」とする。

かつては西町(現浜脇2丁目2区)の角清水のほとりに立っていたもの

長松寺本堂


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