このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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種田山頭火の句碑

おいとまして葉ざくらのかげがながくすずしく

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山口市後河原に一の坂川が流れる。

一の坂川沿いに種田山頭火の句碑があった。


おいとまして葉ざくらのかげがながくすずしく

『其中日記(六)』収録の句。

   山口後河原風景

・おいとまして葉ざくらのかげがながくすずしく

 木かげがあれば飴屋がをれば人が寄つて

・ま夏ま昼の火があつて燃えさかる

『其中日記(六)』

この石碑は漂泊の俳人種田山頭火の句碑であります。山頭火は後河原を、こよなく愛し、旧田辺家での句会には何時も出席し、一の坂川を散策したようであります。

この句は昭和九年六月二十九日に作られた物です。

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