このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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種田山頭火の句碑

砂にあしあとのどこまでつゞく

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福岡市中央区長浜に九州朝日放送KBC会館がある。


九州朝日放送KBC会館前に山頭火の句碑があった。


砂にあしあとのどこまでつゞく

昭和15年(1940年)5月31日、八幡の鏡子居から神湊の隣船寺へ。

午後出立、黒崎まで電車、そこから汽車で赤間まで、さらにそこからバスで神湊へ、隣船寺拝登、俊和尚と握手して、しばらくしばらく。

前の宿屋に案内されてもてなされる、すまないと思ひつゝも食べた食べた、飲んだ飲んだ、おいしかつたおいしかつた。

ならんで寝床にはいつたが、私だけはいつまでもねむれなかつた。

      神湊海岸

   砂にあしあとのどこまでつづく

『松山日記』

10月11日、山頭火没。

山頭火がこの近くに住む友人・三宅酒壺洞の
酒客となったころ、ここ長浜一帯は砂浜だった。

この時は、三宅酒壺洞を訪れていない。

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