このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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種田山頭火の句碑

湯の町通りぬける春風

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伊東市竹の内2丁目に「和田湯会館」がある。


「和田湯会館」の前に種田山頭火の句碑があった。


湯の町通りぬける春風

なみおとのさくらほろほろ

出典は 『旅日記』

  種田山頭火 が伊東をおとずれたのは、昭和11年(1936年)4月17日。「和田湯」から数軒先の「伊東屋」に3泊しています。

 無類の温泉(おゆ)好き山頭火のことゆえ、内湯なき宿所のま近、和田湯にたびたび入浴。

 「伊豆は生きるにも死ぬるにもよいところである。伊豆は至るところ花が咲いて湯が湧く、・・・。大地から湧きあがる湯は有難い。」など、自由律のよき句とあわせ、日記にしるしていました。碑文は、そのなかから選んだもの。

 碑は、山頭火の来遊を偲び、伊東玖須美区民をはじめ多くのひとびとの志、あいつどい、ゆかりの地に建立されたのです。

21日、山頭火は稲取を経て 谷津 、22日、 下田 へ。

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