このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
私の旅日記
大雄寺
〜小泉八雲〜
松江市中原町に大雄寺という寺がある。
小泉八雲ゆかりの地−9
大雄寺
小泉八雲は大雄寺の怪談「飴を買う女」で「母の愛は死よりも強し」とこの話の終りを結んでいる。幼くして母ローザと生き別れた自分の境遇への思いから出た言葉だろう。
「中原町に水飴を売っている飴屋がある。これは麦芽から製した琥珀色の糖液で乳のない子供に飲ませるものである。毎夜更けてから顔色のひどく青ざめた女が全身白い衣をつけた一厘だけの水飴を買いに来た。あまりやせて顔色が悪いので不思議がって飴屋は毎度やさしく聞いてみたが女は何も答えなかった・・・・・・・」
『知られぬ日本の面影』 第7章「神々の国の首都」より
大雄寺
法華宗(本門流)
の寺である。
松の木の下に「はせを塚」があった。
寛政11年(1799年)10月12日、建立。
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