このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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田端文士村散歩道①

  「田端文士芸術家村散歩道」 からの滝野川第一小学校裏の露地を入ると「田端文士村散歩道①」の案内板があった。


田端文士村散歩道①


室生犀星旧居跡地

  室生犀星(詩人・小説家 明治22〜昭和37年)は、大正5年7月田端163(現・3−4)番地転入をはじめとし、その後田端内を数回転居しました。なかでもここ田端523(現・5−5)番地は、居住期間が最も長く、特に気に入っていた場所のひとつです。

 犀星の文学への開眼は俳句にあります。魚眠洞という俳号を持ち、生涯において4冊の句集を含む約1,750の句作を行いました。田端時代は作家・ 芥川龍之介 等と句作に打ち込むと同時に、詩人として、また小説家として出発した時期でもありました。

   ぎぼし 田端草庵

ぎぼし咲くや石ふみ外す葉のしげり

   龍之介忌

すゝけむる田端にひらふ螢かな

   ある扇に書きて

魚眠洞枯蘆たばね焚きにけり

田端文士村記念館

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