このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

私の旅日記2009年

梅岩寺〜建部凉袋追善碑〜
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青梅市上町に梅岩寺という寺がある。


竜光山能満院梅岩寺


長徳年間(995〜999)の開山といわれるそうだ。

梅岩寺のしだれ桜


青梅市指定天然記念物

金剛寺のしだれ桜の姉妹樹であるといわれている。

しだれ桜の傍らに 建部凉袋 追善碑があった。


消えたものなり
あれのかな
   知足院建凉袋居士
山既に水おもしろし遅ざくら

安永9年(1780年)、凉袋の七回忌に吸露庵二世根岸凉宇が建立。

影坊の日陰へ廻る清水哉   青梅 凉宇


 寛保元年(1741年)夏、凉袋は初めて青梅を訪れた。24歳の時である。

 寛保元年、駒込吉祥寺から夏、青梅の何とかいへる山間に夏をむすぶ寺ありて、我も行く。その南に風呂の入りといふ所ありて、先の住持かくれこもれり。此の老僧ことのほかに風雅を好みたまひしかば、我とはよきあわひなるべし。

晩年は青梅に俳仙窟を結んでいる。

梅岩寺本堂


真言宗豊山派 の寺である。

近くに早咲きの桜が咲き始めていた。


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