このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
基本船型、機関等こばるとあろ〜2(2代目)と同型だが、船尾形状を改良、
2階グリーン室を一段高い位置に設置、ブリッジの上にも明かり取り窓を付ける等の変更がなされ、
操舵室のレイアウトや操作制も改善、操舵室の天井と出入り口が低いのは困ったもんだが、
舷側も広くなり、客室も明るい感じで、舷門付近も広くなり乗降がしやすくなった。
しかし、あまりにもトップヘビーになりすぎた為、回航の前日に船底に生コンを流してバラストにする始末、
検査手帳には、「船底に設置した固定バラストの移動を禁止する」と書かれていたのだが、
船底に直接コンクリートを流し込んでいるので、移動させたくても出来ないのだ。
また、客船では初となる、バルバスバウの後方、喫水の下ぐらいに、扇型の羽根のような物が付いていたのだが、
効果があまり無く、凪の時でも常にワイパーを動かしていないとならないと言う品物でしたので、
回航前に取ってしまいました。その後、その様な物が客船で付いたと言う話を聞かないので、
やっぱり効果が無かったのかな。でも、一度、羽根の付いている姿を見たかったのだが。
まあ、新造時は色々バタバタあった船ですが、こばるとあろ〜最後の日まで立派に働いてくれました、
現在は、タイのタオ島とサムイ島を結ぶ「シートランディスカバリー2」となって活躍中、
塗装が下半分真っ赤っかになってますが、元気にやっていると思います、一度会いに行きたいなぁ。
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