このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

群馬県桐生市 栃木県佐野市県境 穴切峠

 

群馬県桐生市と栃木県佐野市の県境に位置する穴切峠にチャリで行ってみました。なんでこんな所に行ったのかと言うと、車道でも何でもないのに地図上で「峠」と名前を冠するのは何か理由があるのではと言う、 普通に考えたらどうでもいいような理由で行ってみました。 正直スタートする前は、林道走りは過酷ずら、みたいなオチで終わると思っていたのですが今回のこの林道、そんなしょっぺぇ林道ではありませんでした。ビックなネタはどこに転がってるか分かりません・・・。

と言う事で・・・、進入は地図で言うと 向かって左の群馬県桐生市の穴切集落側、青矢印の線のように進入してみました。

 

群馬県桐生市穴切地区、穴切峠へ向かう道の入り口です。序盤はアスファルトで舗装されているのですが・・・

 

速攻で未舗装の林道になります。ブロックタイヤなんであんま気にはなりませんが・・・

 

未舗装とは言え林業関係者の車両が多いのか轍がしっかりしており、比較的楽に漕いで行けます。

 

林道は↑こんな沢を隣に進んで行きます。

 

しば〜らく同じ様な景色が続いて行きます。ちなみにここ・・・

 

路面にこんな水たまりがあります。水たまり自体はどこにでもあるのは当たり前ですが、こう言う土気色の水たまりは何かが起こって無いとそうそうありません。土が削れてこんな色の水たまりになる訳ですからね。

 

例えばそんな水たまりが出来る要因の一つに↑みたいな穴とかがあるんですよね。穴って結構水っ気があって、洞内に染み出した地下水が穴の中の土を削って流れ出したりとか

 

そう、↑みたいな穴からよく出るんですよね

 

んん・・・

 

ちょっ、、なんで穴があるの!?

Win95あたりで表現するとブルースクリーンで例外0E。「致命的例外が発生しました。アプリケーションを終了します」とか表示されてブルー画面になる現象で、当時はよくディスプレイに鉄拳を加えてました。さて、、、そんな昔話はどうでもよく、いきなりの穴にビックリです。林道のど真ん中で「え、なになに、何すかこれ??」と、挙動不信になる四捨五入したら最早30歳の冬。こんな穴がある何て知らんがなぁ〜

 

穴の入り口から内部を撮影。結構深い。フツーの林道走りを想定してたので、ウェット装備はありませんが、ライトは常に携行しているのでそれで照らして見ても、終わりが見えないほどずーっと一直線に穴は続いています。

 

フラッシュ炊かないとこんな感じ。写真中央でモヤ〜っと光っているのは手持ちのライトの明かりです。

 

とにかく、、、この穴は仕切り直しで行ってみようと思います。かなーり水っ気があって林道走りのドライ装備じゃ無理そうなので、ウェット装備で入ろうと思います。

 

穴から離れてまた少しチャリを転がすと、こんな地点に来ます。どうやら木の伐採をしているようです。

 

そして倒木です。最近倒れたって感じでも無く、しばらくそのまんまっぽい雰囲気なので、この辺で伐採作業はあんまりしてないのかもしれません。

 

倒木を乗り越えた先にまた倒木。ここは分岐になっているんですが手持ちの地図とGPS的に、写真で言うと向かって右が正解みたいなので、右へ向かいます。

 

その先にある三度目の倒木。この辺から道の斜度がチャリ乗りには殺人的になってくる。登板率10%は余裕で越えるような角度になって、漕ぐにも漕げなくなったので、歩いて この先道がどうなっているのか、確かめに行って見ることにする。

 

殺人傾斜の先にあるこれまた分岐。とりあえず真っ直ぐ行って見る事にする。

 

真っ直ぐ進んで数十m。伐採された倒木だらけの行き止まり・・・

 

分岐の左も道が先細って終了。あれっ・・・

 

って事で、逆戻りし、他にもあった分岐を総ナメにして見るが、全部どん詰まりの終点。桐生市側から穴切峠を探すとなると、時間が掛かりそうな感じだったので、いったん麓まで戻り車で佐野市側に行き、佐野市側からアプローチして見る事にする。

↑で言うと、青い矢印のようにアプローチです。

 

佐野市側からのアプローチ序盤。入り口とかも撮影したかったんですが、実はこの林道、入り口が工場の敷地で(厳密には工場の敷地では無いんですが、現状はほとんど工場の一部化されています)、撮影しているのを見られて何か言われるのも面倒なのでカットしました。

 

林道を少し走るとこのような分岐に。穴切峠方面は林道を離れ、写真だと向かって右になるんですが・・・

 

こちらは穴切峠方面ではない、林道の続きです

 

こちらは穴切峠方面。穴切峠方面の方がガレてます・・・

 

路面の様子。しばらく踏まれていません臭がプンプンします。夏場だったら藪藪でうわぁ〜度も高そうです・・・

 

分岐を離れ、穴切峠方面へ向かいつつある途中風景です。この道は使われていないんだろうなと言う感じが、写真からも分かるかと思います。

 

さらにこんな倒木まで。この辺はもうチャリを置き去りにして、歩いています

 

さらに進んで行きますが、この辺からどうも向かう方位が違うような感じに・・・。もうちょい先まで行って見る事にしますが・・・

 

佐野市側からの穴切峠アプローチ最終到達点。ここまでは倒木はあれどそれなりに路肩幅もあった道が、単なる獣道化した上に、進む方位まで違うので引き返しました。この時、時間も日没まで一時間を切っていたので、やむなく撤退です。

 

帰り際発見した排水溝。倒木ラッシュの捨てられた道の割りにはやけに新しい排水溝です。この道が朽ち果てたとしても誰も困らないはずなので、保守する意味が分からないのですが・・・。

 

今回の行程のGPSトラックルートです。地図で言うと向かって左側が群馬県桐生市側で、右側が栃木県佐野市側です。赤線がトラックルートで青丸が穴切峠なんですが、特に佐野市側からのアプローチではいい所まで行ってるんですよね。 計測してみたら直線距離で100mぐらいまで接近してました。しかし、道らしき道を見落とした事はまず無いと思うので、ひょっとしたら穴切峠に向かうには、道なき道を行かなくてはならないのかも知れません。今回は未達で終了ですが、近々リベンジと行きたいですね。佐野市側からならもう目と鼻の先まで接近していますし、トラックルートデータを参考に、ウェイポイントを設定して行って見ようと思います。

 


06/03/07 追記

穴切峠、リベンジしてきました。佐野市側からなら直線距離で100mぐらいのところまで接近していたので佐野市側からアタックしました。予定の行程を図に表すと、

こんな感じです。青丸の部分をGPSにウェイポイントとして登録し、穴切峠その物もウェイポイントとして登録。青丸の部分に到着したら、穴切峠にGPSを目標変更して向かいます。そうすると予定ではちょうど赤線のように行く事になりそうで、その 周辺地図的には等高線も比較的間隔が空いているので楽に行けるだろうと踏み、行ってみました。

 

これはちょうど青丸の部分に到達し、穴切峠方面を撮影しています。道が見つからない以上、この斜面を自作でルートを考えながら上に登ってみます。

 

と言う事で、稜線到着。「と言う事で」、で端折りすぎなんじゃねぇのか、こら!!って思われるかも知れませんが、斜面格闘中にこれと言って写す物も無かったので・・・。

 

稜線その物は登山道として使われているらしく、行き先案内板がありました。しかし、日光へ行くのに稜線使って行ったら何日掛かるんだろう。何十kmも離れてるし、日光は・・・

 

穴切峠にあった神社。神社と言っても山神を祭るみたいな感じの神社で、平地にあるような神社ほど立派と言う訳ではありませんが。

 

穴切峠から伸びる、群馬県桐生市方面へ降りて行っている道です。これがあると言う事は、桐生市側からでも探せば道があるみたいですね。

 

↑は帰りの一風景。自作ルートでまた降りて行こうと思っていたのですが、どうもただの獣道とも思えない道があるので辿って行って見た所・・・

 

↑GPSで登録した青丸地点に到着です・・・。道があったんかいな・・・

 

ここで問題です。↑はGPSに登録した青丸地点から穴切峠方面へ向けての撮影なんですが、この中に穴切峠へ向かう道があります。さて、、、どこでしょう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑答え。赤線のように道が続いています。皆さんは分かりましたでしょうか。私は全然分かりませんでした・・・。

 

と言う事で、リベンジ完了。穴切峠を足で踏んで来た訳ですが、「で、だから何なの?」みたいなツッコミはお断りします。理由は特にありませんので・・・

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