このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

足尾探索第二弾。まずは↓の写真を見てください。

 

これは足尾町にある通洞大橋と言う所から撮った写真です。赤丸の部分、ここに行こうかと思います。何でそんな所に行こうかと思ったのかと言うと、赤丸の部分の施設、妙に新しいんですよね。双眼鏡で確認すると、作られてから2,3年もしくは1年経ってないかも知れません。それぐらい新しい感じに見えます。
銅山観光がメイン収入源のこの町で、何も無い山間部に何を作っているのだろうか。写真だと施設の規模の判断がちょっとしづらいですが、かなり大規模です。何のために何も無い山間部に何を作っているのか。確認してみたく、行く事にしました。

 


 

青丸が写真を撮影した場所です。赤丸が見える方向と距離感で感じた大体の目標地点です。地図を見ると現地まで林道が伸びているみたいなので、それを利用します。移動方法はチャリで。こう言う時に折り畳み自転車はとても便利です。と言うよりか、こう言う事がよくあったんですよね、車じゃキツいけど、自転車なら楽に通れる道なのに歩かざるを得ないって状況が。この状況まさにうってつけ。通洞大橋の下にある足尾銅山観光の無料駐車場に車を放置して、いざ、出発〜

 

って何ぃ〜、いきなりこのオチかよ〜

 

林道に入って100mも進んでいません。なんと、ここから足尾町にある工場の私有地で関係者以外立ち入り禁止との事。ぬうぅ、、、こんな序盤も序盤で引き返せと言うのか・・・。だいたいここが通れなかったら、 地図にある足尾湿地なる所も行けないじゃないか。足尾湿地もお前の物なのか、あ〜ん??

などと毒づいてても始まらないので考える。少なくとも突破は無理じゃない。ゲートの左側の歩行者用の入り口は開放されてる。しかしこれを突破したら見つかった時に言い訳が出来ない。流石に、このゲートに気づきませんでしたとはいくらなんでも言えない。となると後は別ルート。地図をみてそして、実際に周辺をチャリで周って見てもやはり、ここしかない。道を使うとしたらここしかないのだ。しょうがない、覚悟を決めて・・・

周辺の探索も含めて約20分ぐらいかな、結局突破。見つかったらアウトの世界へGOです。が、しかし、実はこの辺計算づく。この日はゴールデンウィーク真っ盛りのしかも赤い日。要するに業務はお休みのはずです。赤い日に業務するような会社ってのは、小売かラインを止められない工場ぐらい。 ここが工場の所有物とは言え、こんな場所にラインを止められない施設がある訳が無い。よって、関係者が居る訳が無い、休んでいるのだから。と言う事で、満を持して突入です。ゲートと注意書き如きで俺を止められると思うなよ、ガッハッハ〜

そして、このゲートから50mぐらいかなぁ、小屋がありまして。小屋自体はよく見えなかったんですが、なんとまぁそこから、機械が作動する音が響いているんですよ。ガチャガチャと、一生懸命作動している音が。まっ、要するに業務しているみたいです。

えぇとですね・・・、ゲート進入から50mほどですね、はい、現地からフルダッシュ逃走。何やってんのよ、休めよゴールデンウィークなんだからさぁ。なに必死こいて作業してんのよ〜。

 

と言う事で、敗走です。まさかマジで作業しているとは思いませんでした。人は見えなかったので、見つかっては居ないと思うのですが・・・。何も分からず逃げ帰ってきました、ごめんちゃい。

 

で、終わる訳無いですよねぇ。上にも書いたとおり、確かに道はこれしかないんですよ。ここ以外に道はありません。だったら・・・、道以外を行ってしまえばいいんですから。

・案その一 山越え

これは時間的に厳しい。今回の本目標は足尾銅山その物なのだから、蛇足にそこまで時間は掛けられない。それに超えるとなったら朝から一日掛けるぐらいの勢いで行かないと、ちょっと厳しいので、パス。

 

・案その二

 道の側に「渋川」と言う沢。これを使う。

これも時間を考えると、不安材料があります。この手の沢で必ずあるのが砂防ダム。砂利で埋まってれば乗り越えるのは簡単ですが、埋まって無かった場合、かなりの高さの垂直クライミングになるので時間が掛かる。それに蛇足の探索であまり体力を使いすぎるのもよくない。本当の目的は別だからなぁ・・・。

と言う事で本当にごめんなさい、今回は撤収です。道が使えないのならば、辿り着く方法は腐るほどあるので、あの謎施設の確認は、後日改めて一日掛けて行きたいと思います。どうせ行くなら一日掛けようと思っているので 、行くとしたら山越え前提かな。工場関係者に確実に見つからずに行くとしたら、これしかないからなぁ。ただ、道なき道を行く事になるので、いつも役に立たないPDA+GPSの装備を改めて、ハンディGPSを用意したい所。

 

足尾探索第二弾、つまらない終わり方でごめんなさい。第三弾からいよいよ、足尾銅山その物に入っていきますので、暇で暇でどうしようもない方は見てみてください。

それでは、ブラウザの「戻る」を使って頂き、第三弾をご覧ください。

 

探索日

2005/04/29

探索時間

13:00〜14:00

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