このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

忠臣蔵


実は私、あまり忠臣蔵が好きではありません。

子供の頃は勧善懲悪、悪者成敗みたいな気分で見ていましたが、成長するにつれどうも違うなと(笑)。

あれ、史実として確かなのは、勅旨饗応の日に浅野内匠頭が吉良上野介に江戸城内松の廊下に於いて切りつけたという事と、
吉良上野介が大石蔵之助一党赤穂浪士四十七士に襲撃されて討ち取られたという事位ですよね?

浅野内匠頭が吉良上野介に切りつけた理由とかも全部推測で。

現代に置き換えると、妙な言いがかりをつけられて切りつけられた被害者が、
さらに殺人未遂を犯した犯人の手下の逆恨みを買い、屋敷に押し掛けられ惨殺されると言う、とんでもない事件になります(笑)。

吉良さんは地元では名君だったと言う話もあるじゃないですか。

最近は吉良さんかわいそうと思いながら見ております。

さてさて、もしこれが会津藩で起こったらどうなるんでしょうかね?

会津の殿様が浅野内匠頭が如く、殿中で刃傷沙汰に及んだ場合。

会津藩には家訓十五箇条があります。

「一、大君の儀、一心大切に忠勤に励み、他国の例をもって自ら処るべからず。
  若し二心を懐かば、すなわち、我が子孫にあらず 面々決して従うべからず。」

やはりこの家訓の文言通り、勅旨饗応の日に殿中で刃傷沙汰に及んで将軍の面目を潰すような人間は我々の殿様ではないという事になるのでしょうか?

それともあえて家訓を脇に置き、仇討ちを敢行する家臣も出てくるのでしょうか?

興味深く感じるところであります。


追記

4月に湯野上で露天風呂に浸かっていたら、たまたま居合わせた方が四十七士(≠堀部安兵衛)の御子孫でした(笑)。

大局と個人の忠義は別の話である。と、思えないこともないので楽しくお話させていただきました(笑)。

温泉に入っているとたまたま居合わせた方と話がはずむと言うのはよくある事でして、面白い情報を聞けたりします。

湯野上では会津藩士の子孫(これは場所柄当然か)とも会った事があるし、
たまたま一緒に風呂に入っていた人に大内宿まで車に乗せてもらったこともあります(笑)。


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