このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

安倍首相の発言


安倍首相が会津若松市での街頭演説で、
「私は山口県の出身だ。先輩がご迷惑をおかけしたことをおわびする。一緒にすばらしい会津を作ろう」
と言ったそうです。

例え人気取りのためのリップサービスだとしても、この言葉を聞くまでに139年掛かりました。
長州の連中とか、会津の出身でも藩士の子孫でもない人間が、「昔のことは水に流して」とか、「長州もいじめられた」等と言って、
「長州と会津の友好を」等と語ったり、或いはそれを画策する輩の話を聞くたびに、
「順序が違うだろ?筋が違うだろ?」と思い不快な気分になってきました。
本当に友好関係を築きたいと考えるならば、まずは己の非を認め謝罪をするのが当たり前です。
話はそれからです。
友好関係を築くかどうか以前の問題で、それがなければ何も始まりません。
理不尽な思いをさせられて、それに対して謝罪も償いも無く、あかの他人や、ましてその当人から「水に流して」等と言われても、
「てめー喧嘩売ってんのか?」と思うわけです。

今回の安倍発言は、前回の会津での演説の反応を受けてのものでしょう。
前回の演説では所謂、従来型の長州人の「水に流して」的な演説をして場がしらけていたそうです。

口では何とでも言えます。
行動が全てです。
果たして言っている事とやっている事が一致しているのか?
長州の連中には、「尊皇」を叫びながら天皇のいる御所に鉄砲や大砲を打ち込み攻め込んできたという前科があります。

そう言えば小泉前首相の御父君は鹿児島県の出身でしたね。
ここまでの言動を見るとどうも両名とも薩摩や長州の伝統を色濃く受け継いでいるように見えて仕方がありません。

政治的な話は一先ず置いておいて、この言葉を聞けるまでに139年掛かりました。
行動が伴う事が将来仮にあるとしても、それまでにはまた139年くらい掛かりそうな気がします。


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