このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

土津神社への道


猪苗代にある土津(はにつ)神社は会津藩の藩祖である保科正之公と歴代藩侯を合祀してある神社です。
土津神社で検索を掛けても、交通アクセスについての説明がほとんどなされていないので、ここに記したいと思います。
土津神社に1番近いバス停は九軒町角です。
2006年まではさらに近い土町、中町のバス停があったのですが、そこを通るバス路線は廃止になりました。
九軒町角のバス停は、磐梯高原、桧原、中の沢、達沢、高森、木地小屋、北窪、川桁駅前行きなどが通ります。

自分は、正面の参道を登っていって土津神社に参拝し、その後、土津神社→磐椅神社→諏訪神社と周り九軒町に抜ける事が多いです。
猪苗代の諏訪神社は保科正之公が信州の諏訪から勧進した神社です。
猪苗代は若松に比べかなり雪深いので、普通の格好で冬季間に土津神社本殿の奥にある保科正之公の墳墓を訪れるのと、磐椅神社から諏訪神社に抜ける道を通るのは難しいと思います。
保科正之公の墳墓は閑静な森の中にありますが、冬に訪れるとスキー場が近くにあるので、スキー場から流れてくる音楽が聞こえます。

九軒町は猪苗代の駅前から伸びている道と県道7号線が交わる交差点です。
猪苗代の駅から来たバスは、ここから三方向に散って行きます。
停留所は方面別に3箇所に分かれており、逆方向の猪苗代に向かうバス停も3つあるので、初めての方には少しわかりにくいかもしれません。

九軒町 のバス停の位置はリンク先の地図のようになっています。
九軒町はリンク先の地図の交差点から若干猪苗代駅と反対方向(東、西、北の3方向)に戻った場所にバス停があります。

2006年の1月に訪れたら、写真のような瓢箪型のお守りを売っていました。
会津松平家の家紋である会津葵が入っています。
瓢箪の中を覗くと、亀趺の上に載った土津霊神碑の写真と「開運招福」「会津 土津神社」と書いてあります。
この頁の一番最初にある写真右側が土津霊神碑なのですが、この碑は高さ5メートル94センチ、広1メートル98センチ、厚1メートル95センチあります。
亀趺座は完全に雪の中に埋まっており、猪苗代の積雪量がおわかりいただけるかと思います。

土津神社は通常神職さんが常駐している訳ではありませんが、お正月や5月3日の春季例祭、9月21日の秋季例祭の時には社務所も開いています。

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