このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

小出島


小出島には会津藩の陣屋がありました。
上越線小出駅は小出の街外れにあり、魚野川を渡った所が魚沼市の中心になります。

小出駅を出て左手にある路地を進み、途中に立体交差している道があるので階段を使って上の道に出ます。
上越線の線路と魚野川を越え直進、第四銀行の角を左折して次の交差点を右折すると小出陣屋の跡があります。
地図で言うと ここ
地図の縮尺を12500分の1にしていただけると小出駅との位置関係もつかめます。


小出は若松や猪苗代よりはるかに雪深いです。
説明版も雪に埋もれ、かろうじて陣屋と言う文字が読み取れます。


小出島陣屋の跡地には戊辰戦争懐旧碑や望月武四郎の歌碑もあるはずですが、この雪の下でしょうか?


清水川辺神社の横の道です。
比較対象がないので、わかり辛いですが、この雪の壁は人の背丈より高く2メートル近くあります。
ここはただの歩道で、雪の壁の向こう側には車道があります。


国道352号線に出て羽根川公民館の前の路地を左折し、只見線の踏切を越えると諏訪神社があります。
地図で言うと ここ
魚沼市四日町の諏訪神社は町野源之助さんが戦勝を祈願した場所です。
正面からの参道は雪で埋もれていて、脇からしか入れないようになっていました。
たまたまいらっしゃった地元の方にお話を伺ったのですが、向かって右側にある社殿の中の柱に戊辰戦争の際に出来た弾痕が残っているそうです。
教えてくれた方は60代くらいに見えたのですが、子供の頃にはまだ弾が柱に入ったまま残っていたとか。
外から覗いてみたのですが、社殿の中が暗くはっきりとは視認できませんでした。
言われれば、それっぽい跡があるなぁと言う感じで。

境内には会津藩烈士之碑もあるようですが、雪に埋もれていて確認できませんでした。

小出の町には 小出郷図書館 があり、文化財室には戊辰戦争当時の陣笠などが展示してありました。
地図で言うと ここ

小出郷図書館の裏手には大塚墓地があり、戊辰戦争の際の会津藩戦死者のお墓があるのですが、墓碑どころか墓地の入口も見つけられないくらい雪が積もっていました。

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