このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2006年坂下、高田、初市、大俵引き


会津坂下町と会津美里町高田地区には大俵引きと言う行事があります。
坂下は例年1月14日、高田は1月第二土曜日に開催なのですが、2006年はたまたま日にちが重なった事、高田が数年前より昼間から夜間の開催に移行した事で、同じ日に両方の初市と大俵引きを梯子して堪能する事が出来ました。

今では高田と坂下だけですが、江戸時代には「米引き」と言う名前で若松でも行われていたようです。
弥太(低身分の藩士)たちが寒い中、夜中から場所取りをして見物したとか。

坂下の大俵は高さ2.5メートル、長さ4メートル、重さ5トン、高田の大俵は高さ3メートル、長さ5メートル、重さ3トンです。
大俵の中には重さを調整するために鉄が入っています。

坂下と高田で細部は違いましたが、大俵引き→福小俵まきというのが、メインになります。
付属して太鼓の披露や、一般観客や子供が参加しての大俵引き、餅つきや振舞い酒などがありました。
大俵引きの結果で、米が豊作になるか、商売繁盛になるかと言うのを占います。
大俵の引き合いが終わった後に、大俵に挿してある護守銭棒を引き手が大俵によじ登って奪い合う護守銭棒争奪戦は高田のみの行事でした。

坂下の大俵引きです。引き手がやってきました。



寒そうです。



引っ張っています。



大俵。



福小俵とみかんを撒いています。



この場所を通り過ぎた2秒後くらいに屋根から雪が落ちてきました。危なかった・・・。



高田は夜の開催です。



高田の大俵。



高田では福小俵を取る事が出来ました。



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