このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

羽幌線

かつて留萌〜幌延間を日本海を車窓の共に進む鉄道があった。
沿線は石炭の一大産地で羽幌の街を中心として大いに賑わっていた。
しかしエネルギーの需要が石油にシフトしていくと次々に炭鉱が閉鎖。
それに伴い沿線人口も激減し、羽幌線は1987年に廃止された。

廃線跡の大部分が国道232号に沿っており、今でもその遺構の一部が確認できる。
(ただし、ここに掲載している画像は2000年当時の様子です)

恐らく橋台跡と思われるコンクリート建造物。
延々道路脇に小さな鉄道遺構が残っている。


留萌方面から来て一番最初に現れた大きな遺構。
柵に覆われているが非常に良い状態で残っている。


個人的に一番インパクトのあった遺構。
日本海が叩きつけられる強風で保護柵ことごとくなぎ倒されている。
自分はボロボロの橋に妙に引き付けられ、しばらくボーッと眺めていた。


旧・羽幌駅近くに保存される蒸気機関車。
かつて日本海の荒々しい光景をバックに走るSLに多くの人々が魅了された。
しかし今、出来るのは点在する遺構を通してその勇姿を想像する事だけだ。
自分にとって、現役時代に乗車してみたかった№1の路線である。



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