このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
京浜急行久里浜線の終点、三崎口駅。
味も素っ気もない普通の駅で終着駅に感じられる旅情も哀愁もない。
首都圏郊外の都市鉄道の駅ゆえかもしれないが、
それでも横浜市を越えると割と沿線には自然があり、リゾート開発も盛んだ。
だが、三崎口駅の周辺には農地と新興住宅があるだけで全く特徴のない地域である。
で実際の所、駅から100メートル程鉄道路盤が続いている。
しかも、駅のすぐ目の前にある県道は誇線橋でわざわざ使われていないレールの上を跨いでいる。
(しかも、その誇線橋が真新しい)
何故、こんな現象がおきているかと言うと、実はこの先に路線を延ばす計画があるのだ。
計画によると、ここから2.1km先の油壺まで延ばす予定があるのだ。
三浦市油壺は相模湾に面した入り江で、確かに京急電鉄主導によるリゾート開発がされている地域である
さぞや、京急としたらここに路線をのばしリゾート客を呼び込みたい所だが・・・。
しかし、いつまでたっても延長工事が始まる様子が無い。
この路線延長計画が立てられたのは、なんと1923年!
つまり約80年前、大正時代かよ!何年放置してんだ!
こんなに放置してんだからいい加減に計画廃棄しろよ、
と言いたくなるが誇線橋を見る限りまだあきらめていない様だ。
路線は延長したい、けど採算とれるか分からない。
そんな鉄道会社の揺れる心が見て取れる中途半端な終着駅でした。
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