このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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大楠山 
神奈川県横須賀市
2006・2・12 来訪
 

ツーリングマップルにはダート大好き野郎のために砂利道にはオレンジ点線表記がある。
それこそ長野・山梨には腐るほどダート表記があるわけだが、
なんと首都圏直下、横須賀市にもダート道があったのだ。
その道の名は「大楠山ハイキングコース」
まるで登山道のような名前だがれっきとした車道である。
路面は非常にフラットなダートで普通車でも問題はない。
景色もなかなか良く、都会のすぐ傍、気軽に山道を楽しめるオススメの道である。

R134のT字路を曲がってすぐにまた二股が現れる。
左折する方が大楠山への道。
ちなみに2車線の道を真っ直ぐ行くと途中から「登山道ですか?」といった道になり、さらに進むといきなり近代的なコンクリトンネルが現れる。
このトンネルは「大楠トンネル」というのだが、かつては車が通行できない激狭素彫りトンネルだったらしい(それなのに500mほどある)
改修前の大楠トンネルが見たかった・・・。
さて大楠山への道だが、序盤は住宅地の合間を通るなんでもない舗装路である。
んで、途中からコンクリ舗装に切り替わり・・・。
やがて、路面はダートとなる。

横須賀市は明治の頃から海軍の町として栄え、現在も海上自衛隊と米軍第七艦隊の母港として存在している。
それこそ街の中心地はアメリカンな店が立ち並ぶ日本離れした非常に賑やかな商店街や、巨大なショッピングモールが鎮座しているが、ちょっと町外れに行くとこの様な山深い景色も広がっている。
思いっきりショボいガードレール。
こんなん役に立つのか?
っていうか、こんなガードレール始めて見た。
こちらはしっかりとした正規のガードレール。
まあ左手の斜面は結構な深さがあるので、それなりの対策をしなければならなかったのだろう。
左手の山の上にちょこんと白い塔がたっている。
あそこがこの道の終点である。
しかし、街のすぐそばでありながら豊かな自然に囲まれた気持ちの良い道だ。
その分ハイカーも多く(本来ハイキングコースな訳だし)通行には少々気をつけねばならないが。
途中デリネーターが並んでいる所があったが全部反射板が外れてしまっている。
ここは尾根の上通っており、両側ともがけッぷちである。
ちょっと夜通る時には危険な場所である。
路面はときたま舗装路になるが、すぐにダートに戻る。
大楠山頂上への登山道。
300m程で頂上だったので行こうかと思ったが、もう4時を過ぎていたのでパスする事にした。
先ほど見えたNTTの電波塔のたもとで車道は終点である。
駐車場があり、車で来た人はここに駐車して山頂へ向かったりあたりを散策することになる。
電波塔のすぐ横に展望台があり、三浦半島一帯を一望できる。
この日はガスっていてあまり遠望できなかったが、
快晴ならば南方には太平洋になだれ込む半島先端や(上の写真がそう)、東には房総半島、
西には相模湾の向こうにそびえる雄大な富士山が見えるであろう。

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